WORKS
制作・支援事例
株式会社フジビジネス
2026.7.28
- コーポレートサイト制作
多角化する3つの事業を「地域の可能性」という軸で統合。企業の真の姿を映し出す「看板」としてのコーポレートサイト刷新。
フジビジネスは、長年培ってきたオフィス家具サポートの枠を超え、現在は地域に根ざした多角的な事業を展開しています。しかし、既存のWebサイトは過去の事業内容に留まっており、現在の実態を正しく伝えられていないという課題がありました。そこで、本プロジェクトでは単なる情報の更新ではなく、企業のアイデンティティを再定義するサイト制作を行いました。
課題(Before)
事業拡大による「看板の不在」
- 実態とのミスマッチ: 元々はオフィス家具のサポートがメインでした。しかし、現在は「ふるさと納税支援」「オフィス支援」「空き家活用の民泊運営」一見すると関連性の薄い3つの事業が柱となっていました。
- 「なんとなく変えたい」という本質的な悩み: クライアント自身も「何かを変えなければならない」と感じていたものの、何をどう変えるべきかという「真の理由」が言語化できていない状態でした。
- 看板としての機能不全: クライアントは「なんとなくサイトを変えたい」という漠然とした要望を持っていました。しかし、深掘りすると「変化した事業実態に合わせた正しい看板(信頼の拠点)を立て直す」必要性があることが分かりました。
施策(After)
対話を通じて導き出した「共通のテーマ」による再構築
- コンセプトの言語化: 専門家としての対話を通じて、バラバラに見える3事業の共通点を探り、「地域の可能性を未来につなげる」という一貫したテーマを策定しました。
- 空き家活用: 地域に眠るリソース(空き家)を民泊として再生。
- ふるさと納税: 地域の特産品を全国・世界(インバウンド)へ届ける。
- オフィス支援: 地域で活動する企業をインフラ面から支える。
- 信頼重視の設計: 単なる集客装置(マーケティングツール)としてではなく、対外的な信頼を獲得するための「会社の顔」としての機能を最優先しました。
制作のポイント
「思い」を届けるための情緒的アプローチ
デザインや技術は、戦略を具現化するための手段に過ぎません。今回のサイトでは、企業の誠実さを伝えるための表現を追求しました。
- ファーストビューの動画採用: サイトの表示速度よりも「正しい思いを伝えること」を重視。あえて動画を配置し、地域の未来に貢献する実直な姿勢を視覚的に訴求しました。
- 「ハートフル」なライティング: 攻めの姿勢で利益を追求する表現ではなく、実直さや誠実さが伝わる「思い」をメインにした文章構成を採用しました。
- 関係性の可視化: 地域社会との繋がりを証明するため、顧客との「ツーショットインタビュー」などのコンテンツを順次制作し、積み上げてきた信頼を可視化しています。

担当者の声
「なんとなく」を「戦略」に変えるコンサルティング
今回のプロジェクトにおいて、私たちの役割は単なる「ホームページ制作」ではありませんでした。最も重要だったのは、クライアント自身も明確に言語化できていなかった「ホームページを変えたい真の理由」を代弁することです。
多くの場合、Webサイトが成果を生まない原因は、最初の設計段階で「目的や戦略」が整理されていないことにあります。そこで、私たちは「今の事業変化に合わせて看板を立て直すべきだ」という戦略をこちらから提示しました。社長から強い共感をいただき、その戦略に基づいたデザインと構成を提案しました。
「デザインや制作は戦略設計の後に行う」この考え方を徹底したことで、社長からも深い共感を得られるサイトを作ることができました。見た目の新しさ以上に、会社の「現在地」と「進むべき方向」を社内外に示すための重要な資産となることを目指しています。静岡・浜松、あるいは山梨といった地域特性を踏まえ、長く使え、確かな事業成果(信頼の獲得)につながるホームページを制作することができました。
